COLUMN

2020.10.01

 

コンデンスドフォントは、本当に使ってはダメなのか?

What’s Wrong with Condensed Fonts?

和文から英文への差替えレイアウトの仕事を多くさせていただく中で、時々お客様から「コンデンスドフォントは使わないでください」と言われることがあります。必ずしも合理的な根拠がない場合もあるのですが、英文レイアウトでコンデンスド書体を使ってはいけないというのは、果たして一般的なルールなのでしょうか?

コンデンスドフォントとは?

 

「コンデンスドフォント」(condensed font)とは、簡単に言うと、そのフォントファミリーの通常形よりも横幅を狭くデザインしたフォント(書体)のことです。ちなみに、フォントファミリーとは、太さや字幅などのバリエーションを含む同じフォントの系列をいいます。太さであれば「Bold」「Heavy」(太い)や「Light」「Thin」(細い)など、字幅であれば「Condensed」(狭い)や「Extended」(広い)、そのほかにいわゆるイタリック形(「Italic」や「Oblique」)などの種類があり、それぞれの組み合わせも成り立つため、例えば「Helvetica」(ライノタイプ社)ファミリーの場合であれば、30種類以上ものバリエーションがあります。
 
このうちコンデンスドフォントと言われるものには、「Condensed」という名称以外に、「Compressed」や「Narrow」といった名前がついているものもあります。(ちなみに通常(スタンダード)の字形には「Regular」や「Book」「Roman」などの名前がついています)

コンデンスドフォントと長体は別物

 
 

よくコンデンスドフォントのことを、日本語で「長体」と言う人がいます。しかし、この二つは厳密には別物です。長体はフォント本来の横幅を縮めて縦長に変形させたもので、IllustaratorやInDesignで言えば、[水平比率]を100%未満にしたもののことです。コンデンスドフォントは、このような方法でユーザーが変形させたものではなく、フォントデザイナーが最初から狭い字幅にデザインしたものです。
 
上の画像を見てください。これは「Gill Sans Nova」というフォントファミリーを使ったものですが、1番上が通常形の「Book」、2番目が同等の太さのコンデンスドフォントである「Condensed Book」です。このフォントファミリーの場合、コンデンスドを選択すると通常形よりも6割程度文を短く見せることができます。一方、1番下(3番目)は、「Condensed Book」と同じくらいの長さになるように元々の「Book」に62%の長体をかけたものです。
 
2番目のコンデンスドと3番目の長体を比べてみてください。長体の方がやや細く見えると思います。さらに、冒頭の「T」の字を見比べると、コンデンスドの方は「T」の横棒と縦棒の太さにほとんど差がないのに対して、長体の方は縦棒が横棒よりも細くなっています。手動で[水平比率]を狭めたのですから、ある意味当然の結果といえます。
 
この違いは視認性に影響してきます。近目で見るとさほど気にならないかもしれませんが、少し引いて見てください。2番目(コンデンスド)の方が、3番目(長体)よりも読みやすいはずです。このことは、小さいサイズでテキストをレイアウトしなければならない場合に、より顕著になります。欧文フォントにおいても「『長体』を使うべきでない」と言われる所以です。

和文における長体

 
 

和文組版では、一般に「長体は使うべきでない」と言われています。これには一定の合理性があります。そもそも和文の組版というのは、「仮想ボディ」と呼ばれる正方形の枠の中に組み込むものだからです。仮想ボディは、言ってみれば原稿用紙のマスのようなものです。和文に長体を使うということはこのマスの幅を狭くすることに等しいわけですが、私たちが普段見ている活字の多くは仮想ボディ(=正方形の枠)内に収まっています。その枠が縦長や横長の長方形になっている(=縦長や横長の活字になっている)と、私たちは無意識に違和感を感じます。(もっとも、和文書体にも近年はコンデンスドフォントが出てきており、使う場所やデザインによっては効果的な場合もあります)
 
このように文字単位で組版を行う日本語と違って、欧文(英語)の場合は、単語(ワード)が単位となります。ワードはもともと一つずつ長さが異なりますし、ワード内の各アルファベットの横幅もそれぞれ異なります。大文字の「I」(アイ)や小文字の「l」(エル)のようなアルファベットと「W」や「m」のようなアルファベットでは、横幅は自ずと違ってきます。そういう意味で言えば、欧文はそもそも縦長や横長の変形に対しては、和文よりも許容範囲が広いといえます。
 
にもかかわらず、欧文においてもコンデンスドフォントをタブー視するデザイナーや編集者が日本に多い(とりわけベテランほど多い気がします)のは、なぜでしょうか? もしかすると、和文での長体タブーのセオリーが影響しているのかもしれません。

 要は、読みやすいかどうか

 

 
とは言え、欧文では長体やコンデンスドフォントをどこにどれだけ使っても構わないというわけではありません。どの程度までなら許されるか──それは読みやすいかどうかに尽きます。念のため英文編集スタイルガイド『シカゴ・マニュアル・オブ・スタイル』にコンデンスドフォントの使用に関する記載があるか確認してみましたが、それは見当たりませんでした。シカゴ・マニュアルは基本的に文章の編集に関するガイドなので、どのフォントを選ぶかといったデザインに関わることについては管轄外なのでしょう。
 
しかし、シカゴ・マニュアルでの編集上の規定や推奨も、その基本的な尺度はやはり読みやすいかどうかにあります。同じように、コンデンスドフォントを選択するかどうかも、(デザイン上特別な意図がある場合を除き)本質的には読みやすいかどうかが重要な基準となります。このことは、英語圏のデザイナーやタイポグラフィ専門家がコンデンスドフォントをどう捉えているかを見てみるとよくわかります。
 
アメリカ人デザイナー兼メディア関連ライターのキャリー・カズンズという人がウェブのデザイン・開発に関するノウハウやトレンドを紹介する『Codrops』という海外ブログサイトに寄稿した記事には、次のように書かれています。
 

As a general rule, condensed fonts do not lend themselves to readability. ... Sites that have large blocks of text and rely on text blocks should not use a condensed font as the primary typeface because readability will be a concern.
 
一般的に言えば、コンデンスドは読みやすさの点では有効なフォントではありません。(中略) テキストブロックが大きくそれで成り立っているようなサイトでは、メインのフォントとしては使わない方がよいでしょう。読みやすさが重要になるからです。
 
出典:Codrops:"Condensed fonts: The good, the bad, the ugly" by Carrie Cousins
翻訳: デザインクラフト

 
こう述べた上でカズンズは、コンデンスドフォントが有効な場所として、見出し、バナー、テキストグラフィック、それに図表内のテキストを挙げています。つまり、一概に「コンデンスドはだめ」と言うのではなく、デザイン性のほかに、そのテキストを配置するスペースとの関係性において読みやすいかどうかがポイントになるわけです。
 

Who the heck says condensed typefaces can't be used in any place in any layout while they allow more words fit into tight spaces?

 
上の画像(黄色い囲み内にレイアウトされたテキスト)を見てください。左がレギュラーフォント、右が同じファミリーのコンデンスドフォントです。どちらが読みやすいでしょうか? 一般に、このような幅の狭い囲み内に英文をレイアウトする場合、最低でも1行に3単語はないと読みづらいと言われています。また、目が無意識に囲みを意識してしまうため、それに対して文字が広がりすぎていると文章全体をまとまりで捉えにくくなり、読むスピードが鈍ってしまいます。

 限られたスペースにポイントで用いるのが効果的

 
アメリカのデジタルメディア企業、ドットダッシュが運営する『Lifewire』という情報サイトがあります。ウェブデザイナーや開発者向けのサイトですが、タイポグラフィに関する記事も多く掲載されています。このサイトに、グラフィックデザイナーでデザイン分野のライター兼インストタクラーでもあるジャッキ・ハワード・ベアがコンデンスドフォントの使い方に関する記事を書いています。この記事で、彼女は「コンデンスドは通常のフォントよりも間隔が狭いため、読みづらいのが欠点」とした上で、次のように述べています。
 

Condensed fonts work best in small doses such as for subheadings, captions, and pull quotes, especially when paired with standard fonts of the same type family. They can also work for decorative headlines and text graphics when individual characters are intentionally spaced out; the letters are tall and thin but not cramped.
 
コンデンスドフォントが最も効果的なのは、小見出しキャプションプルクォートなど少量に用いる場合で、その場合、同じファミリーの通常フォントと一緒に使うのがベストです。このほか、文字間を敢えて広くとった装飾的な見出しやテキストグラフィックにも有効です。細くて長い文字を敢えて詰め込みすぎないようにするのです。
 
出典:Lifewire:"Make Condensed Fonts Stand out in Your Designs" by Jacci Howard Bear
翻訳: デザインクラフト

 
同様の説明は、フォントメーカー、モノタイプ社のサイト『fonts.com』のブログセクションでも見られます。『Type Rules! The designer’s guide to professional typography』(タイプルール! デザイナーのためのプロ向けタイポグラフィガイド)の著書もある、デザイナー兼タイポグラフィコンサルタント、アイリーン・ストリズバーが書いた「コンデンスド・タイプフェイス」という記事です。
 

Condensed typefaces are indispensable when space is at a premium, since they allow more words to fit into tight quarters. This is often essential when setting copy for newspapers, directories, annual reports and CD liners. Display copy can also benefit from condensed faces: a headline set in a condensed typeface can usually be set at a larger size, making its message stronger and more eye-catching. Condensed faces can help increase the impact of book covers, magazine headlines, and posters, as well packaging for CDs and DVDs.
 
限られたエリア内により多くの単語を収めることができるコンデンスドフォントは、スペースが希少な場合に欠かせないタイプフェイスです。とりわけ必須となるケースが多いのは、新聞やディレクトリー、アニュアルレポート、CDのライナーノーツなどのコピーで、見出し類にも有効です。大見出しにコンデンスドフォントを使うと大きめのサイズにすることができるため、メッセージ性やアイキャッチ力が高まります。インパクトを高めるという点では、本の表紙や雑誌の大見出し、ポスター、CD/DVDのカバーにも有効です。
 
出典:fonts.com:"Condensed Typefaces"  by Ilene Strizver(以下同)
翻訳: デザインクラフト

 

 
ストリズバーは、コンデンスドフォントのデザイン性にも言及しています。
 

Even when saving space is not a primary factor, condensed typefaces are often chosen on their own design merits. Their lean proportions make them appear more stylish and sophisticated than their wider counterparts.
 
省スペースが一番の目的でない場合にも、コンデンスドフォントが選ばれることがよくあります。デザイン的なメリットです。形が細身なので、同じファミリーの幅広のものに比べて、よりスッキリおしゃれに見えるのです。

 
ただし、冒頭に述べた、次のような注意喚起も行なっています。
 

One warning, though: don’t use your computer to condense a type design. This distorts character shapes and ruins proportions. Stick to true-drawn condensed designs – there are so many to choose from!
 
ただ、一つだけ気を付けてほしいことがあります。パソコンを使って書体そのものを縮めないようにしてください。これをやると、文字の形状やバランスが損なわれてしまいます。あくまでも、デザインされた本物のコンデンス書体を使ってください。選択肢はいくらでもありますから。

 
これらの記事で述べられている点に一部補足をして、コンデンスドフォントの使い方のポイントをまとめると次のようになります。
 


 
スペースが限られている場所(見出し、キャプション、狭いコラム内、図表内など)では有効。
 
まとまった文章(本文など)にはなるべく使わない方がよい(読みにくくなる場合があるため)
 
タイトルや見出しに使用すると通常幅よりも文字サイズを大きくできるので、アイキャッチ効果がある。また使い方次第でよりスタイリッシュに見える。
 
通常幅のフォントにPC上で長体をかける方法は避けるべき(バランスが崩れ視認性・可読性が損なわれる)
 


アニュアルレポートでの実例1:エンタジー社

 

実際の例を少し見てみましょう。世界の主要企業のアニュアルレポートを毎年独自評価し、「アニュアルレポートのアニュアルレポート」と銘打っているサイト『e.com ReportWatch』(1996年設立、本社:ロンドン)の「Best Annual Reports 2019」の中から目に付いたものをご紹介します。

まずは、総合評価で「B+」*となっているフォーチュン500の統合エネルギー企業、エンタジー社(米国)のレポートです。ここでは、比較的アニュアルレポートらしい整然としたデザインの例として取り上げてみました。本文に使われている、いわゆるメインの書体は「Univers LT」ですが、要所要所に同じファミリーのコンデンスド書体が効果的に使われています。
 

    • ページタイトル(見出し)…… Light Condensed とBoldの組みわせ(Light Condensed部分は文字間を若干広めにとってデザイン)
    • 囲みコラム内の本文 …… Bold Condensed
    • 図/グラフタイトル …… Bold Condensed
    • グラフ内数値 …… Bold Condensed
    • グラフの注記(=あまり積極的に読ませる必要のないもの) …… Light Condensed
    • 図(地図)の凡例(=あまりスペースを取りたくないもの) …… Light Condensed
    • 役員の肩書き(=どうしても長くなりがちなもの) …… Light Condensed

 
このうち囲みコラム内の本文に関しては、例えばP.46の役員の紹介文など、ある程度まとまった分量の文章でも、狭いコラム幅に合わせてコンデンスドフォントが使われています。これは上で説明した「最低でも1行に3単語はないと読みづらい」ことを考慮したデザインといえます。
 

* e.com ReportWatchの評価レベルは「A+」から「D」まで10段階。PR/IRの専門家により、デザインだけではなくあらゆる観点から評価がなされています。

アニュアルレポートでの実例2:アソシエイテッド・ブリティッシュ・フーズ社

 
二つめは、同じ「Best Annual Reports 2019」の中で「秀逸なデザインと読者の興味を引く手法が効果的」と評されている、グローバルな食品・小売販売企業アソシエイテッド・ブリティッシュ・フーズ(本社:ロンドン)のアニュアルレポートです。(総合評価は「A-」)

こちらもメインのフォントは「Univers LT」です。コンデンスドフォントが使われているポイントはエンタジーの場合とほぼ同様ですが、その他に特筆すべきは以下のようなポイントです。
 
 

リード

Light Condensed(組み幅が狭い中で、読みやすく見せる手法)

キャプション

Light Condensed

大見出しや小見出し

Light Ultra Condensed(かなり幅の狭いバリエーションをオールキャップス(全て大文字)で使って、小売販売企業らしいおしゃれでポップな雰囲気を演出)

ポイントとなる業績数値

Light Ultra Condensed(読者の目を引かせたいが、複数列挙するためあまりうるさくなっても困るもの)

日本企業の英訳版レイアウトにこそ活用したい

 

このように、コンデンスドフォントはうまくポイントを押さえて用いれば、ページにメリハリを付ける上で非常に効果的であり、特に情報量の多いメディアの場合、極めて有効な選択肢であると言えます。
 
日本企業が発行するアニュアルレポートや統合報告書などは、和文での編集を踏襲するせいか、通常の英語圏の編集出版物に比べて必要以上に小見出し等のレベルが多い場合があります。このような階層の多いメディアをデザインする場合、コンデンスドフォントの使用はかなり有効です。全く異なるフォントの種類が多くなりすぎないよう、同じフォントファミリー内で統一感を保ちながら、バリエーションを持たせていくのです。
 
さらに、日本で発行される英文メディアの場合、日本語版を翻訳して英文に差し替えるケースが多いわけですが、和文を英訳するとテキストの物理的な量は、1.3倍から、原稿に漢字が多い場合には1.5倍程度にまでなってしまいます。図表類やコラム記事など狭いエリアに本来(和文版)のデザイン想定よりも多くの文字を入れ込まなければならないアニュアルレポートや統合報告書のほか、表組みや囲み記事などが多いカタログやガイドブックなどでよく見る悪い例に、欧文フォントに無理矢理に長体を掛けたレイアウトがあります。(中には同じ見出しレベルなのに、場所によって長体がかかっていたり、かかっていなかったりといった不統一なものもあります)
 
このような翻訳版のメディアにこそコンデンスドフォントをうまく活用し、適度なバラエティと統一感を併せ持ったタイプセッティングをしていきたいものです。
 

(了)

デザインクラフトでは、英文アニュアルレポート/統合報告書、英文パンフレット/ブロシュアのデザインのほか、和文から英文への差し替えレイアウトなどのご相談も承っております。企画からライティング、翻訳、デザイン〜DTPまで、ワンストップでの対応も可能です。詳細をお知りになりたい方は、Contactよりお気軽にお問い合わせください。

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Author

筆者:吉田周市
デザインクラフト代表。クリエイティブディレクター/翻訳者。海外広報専門の制作会社に12年在籍し、大手広告会社、証券系IR会社、電子部品メーカー、金融機関、経済メディア、官公庁、国際機関、在日大使館などを主要クライアントとして英文広報・IR関連のクリエイティブ業務・翻訳業務に携わる。2008年に現事務所を立ち上げ、以来、京都を拠点に多言語でのPR/IRクリエイティブの企画・制作と翻訳業務を続けている。
主な訳書

新標準・欧文タイポグラフィ入門 プロのための欧文デザイン+和欧混植
ハリウッド映画の実例に学ぶ映画制作論 - BETWEEN THE SCENES
PICTURING PRINCE プリンスの素顔

など。